蝶をモチーフにしたタトゥーというのは日本でも昔から見られますが、蝶には、その羽根の色彩の不思議さやひらひらと舞う姿の不思議さからか、人の魂や生死に関わるいろいろな伝承が世界各地にあるようで、たとえばキリスト教では復活のシンボルとされています。
確かに、数ある昆虫の中にあって蝶の姿というのは特別なもので、種類によっては極彩色の羽根を持つものがあったりすることから、蝶自体は確実に自然の存在であるにもかかわらず、その色彩がどうしても自然のものとは思えない不思議さがあったりしますよね。
さて、この”Love Life Luck”。設定されているのは、冒頭にも紹介したようにラインストーンのシリーズのみで、つばの”Ed Hardy by Christian Audigier”の刺繍、つばと額部分、それ以外の部分のカラーパターンは、黒-白-黒、白-黒-白、灰-白-灰の3種類を設定。
蝶が持つ不思議さ以外の要素である繊細さもデザインにあらわれているためか、どちらかというとフェミニンな印象が強いので、「エドハーディーの雰囲気は好きだけど、ドクロや蛇はちょっと・・・」という女性の方に向いていると言って良いかもしれません。